インスリン治療中の患者さんは保険適用で無料で病院から借りられます

簡易血糖測定器は、年々利便性が高まっており、測定時間の短縮、痛みの緩和、操作の簡便性、測定可能な部位(指先、手のひら、前腕)、音声ガイドなど機能も向上しています。最近は、血糖値以外にも日時や食事マークなどのデータを記録できるものや、カラー液晶の製品も登場しています。

インスリン治療中の患者さんは通院している病院から無料(保険適用)で測定器を借りることができます。担当の看護師は病院で使用している簡易血糖測定器の種類と特徴を把握しておき、患者さん本人の使い勝手をはじめ、身体的能力、年齢、機器類への学習能力、ライフスタイルなどを考慮して選択してあげましょう。

患者さんの視力、手先の器用さ、指の力のほか、穿刺針や測定チップを掴むのに支障をきたすレベルの震えはないかなどを確認し、問題がなければほとんどの機種は使用可能です。多機能の測定器は機会への学習能力が高くない高齢者には複雑すぎる可能性があるので、シンプルなタイプを選んであげたほうが無難です。

患者さんのライフスタイルを確認することも重要です。日常的に料理をする機会が多い患者さんの場合、指先の穿刺を嫌う人もいるからです。その場合は、手のひらや腕で測定が可能なものを勧めると良いでしょう。

簡易血糖測定器のメーカーは、オムロン、ロシュ・ダイアグノスティクス、ジョンソン・エンド・ジョンソン、バイエル薬品などが有名で、ネット上には使用している患者さんのレビューも掲載されているので、参考にするとよいでしょう。


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